こんにちは、v2riderです
トミンモーターランドでのスポーツ走行練習用に購入したCBR250R(mc41)レースベース車両ですがトミンモーターランドに持ち込んで走行した所、トミンモーターランドの音量規制をオーバーしてしまったためバッフルを装着する事になってしまいました
今回はトミンモーターランドの音量規制の事や騒音測定の事について実際に体験した事をもとにどのくらいの音量であればOKなのか考えてみたいと思います
トミンモーターランドの音量規制って?
トミンモーターランドでは平成24年8月から環境基本法の測定に基づき周辺環境への騒音基準を守るために受付事務所前にて走行中の音量測定を行っています
トミンモーターランドの音量測定方法
この騒音測定はAコースからおよそ80m離れた位置で行われていて事務所前の測定器で73.5デシベル以上を著しく超えてしまう測定値だと注意勧告もしくは当日の走行が出来なくなってしまいます
測定値を超えてしまう車両の場合、バッフルなどの消音対策が必要になるので心配な方はあらかじめ消音対策の部品を持ち寄ることが得策かと思います
トミンモーターランドは何デシベルで音量オーバー?
トミンモーターランドの音量測定方法は上記のとおりAコースから約80m離れた地点で測定されています、走行中に一番測定環境に影響する場所が最終コーナーからの立ち上がりでの音量になります
走り始めた当初はスタッフの方から「音量がギリギリの値なので慣れてきて最終コーナー立ち上がりにアクセルを早く開けられるようになると音量が規定値オーバーになりそうですよ」と言われ、そのまま走っていたのですがそれなりに慣れてきて膝スリが出来るようになってきた頃に音量がオーバーする様になってしまいましたので次回走行時は消音対策をお願いしますと注意勧告をされてしまいました…
私の所有しているCBR250RはCBR250Rのみで行われるドリームカップというレースに出場していたレースベース車両でドリームカップの音量レギュレーションが5500rpm時に105デシベル以内と言う規則があります 回転数次第では105デシベル以上の音量が発生していると思われる車両です トミンモーターランドの最終コーナー立ち上がり時の回転数から騒音値を大体考えると最終コーナー立ち上がり時に105デシベル前後の騒音が発生していたと思います
CBR250Rは単気筒エンジンのために音が響きやすいという測定にマイナスの影響はありますが普通の走行時に105デシベルを超えてくるような車両ではトミンモーターランドの音量規制はクリア出来ないのではないかと思います
今は音量測定器具もネットでかなりお安く購入する事が出来ますので心配な方は購入して測定してみて下さい
音量オーバー時の対策
音量オーバーになってしまった場合は消音対策を考えなければならないのですが大幅に測定値を超えてしまっていなければ最終コーナー立ち上がり時に一つ高いギアで加速するようにしてみたり、アクセルをあまり開けずに最終コーナーを立ち上がって走行するなど回転数を低くする努力をすることで音量規制をクリアする事が出来るかと思います
しかしこの方法だとタイムが落ちてしまう諸刃の剣的な対処方法なので早めに消音対策をする事をオススメします
バッフル装着
一番一般的な消音対策かと思います、バッフル自体は値段も安くバッフルの径やグラスウールの巻き具合で消音具合も調整しやすい点がメリットです しかしマフラーに穴を開けなければ取り付け出来ない点がデメリットです
私はバッフル装着にて消音対策してみました マフラーへの穴あけが結構大変でした
バッフル装着用の穴あけのコツとしては最初にポンチなどでドリルの刃が滑らないように凹みを付ける事
いきなり太いドリルの刃を使用しないで細い刃で小さな穴を開けてから段々と太い刃を使い穴を広げる事です
マフラー交換
お気に入りのマフラーにバッフル装着用の穴を開けるのは嫌ですよね…そんなライダーさんにはマフラー交換がオススメです
純正マフラーをお持ちなら純正マフラーに取り換えてしまえば純正マフラーは車検対応品で静かですから間違いなく音量規制にかかる事は無いかと思います
純正マフラーが無い場合でも車検対応品であれば車検音量をクリア出来るレベルの音量なので問題無く走行出来るかと思います
トミンモーターランド音量規制まとめ
トミンモーターランドでは周辺環境への配慮から騒音測定を行っていて事務所前の計測器で73.5デシベル以上の値が出る車両が規制対象となります
最終コーナー立ち上がりでの音量が重要となりますので心配な方は最終コーナー立ち上がりで高めのギアを選択して立ち上がるなど回転数を抑えた走りをして音量対策をしましょう
どうしても騒音測定の規定値をクリア出来ない車両の場合 バッフル装着、マフラー交換など消音対策が必要となります
トミンモーターランドで走れるよう一人一人が騒音対策をしっかりと行い、周辺住民などに配慮してこれからもサーキットを走れる環境を残していけるように努めましょう( ´Д`)ノ~バイバイ
no bike no life