スーパースポーツバイクの燃費って知りたいですか?

どもv2riderです( ´-ω-)σ

今日はバイクの燃費や空燃比について少しお話ししたいと思います。

話が少し難しくなりそうであんまり上手くまとめる自信がありませんがよろしくお願いしますね(;^_^A

燃費については実際に私の所有している二台のリッタースーパースポーツバイクの実燃費を公開して後は燃費や空燃比のうんちくを少し公開します。



VTR1000SPの燃費は?

ズバリ言いますと私の所有しているVTR1000SPの燃費は1リッターあたり10㎞/ℓ~13㎞/ℓ程度で推移しています、VTR1000SPには燃費計が無いのでこの燃費はガソリン満タンからの走行距離で算出しています。

あんまり燃費良いとは言えない数字ですね(;^_^A

高速道路メインでの運用だと15キロ~16キロあたりの燃費になるかと思います。

YZF-R1 出目金 12年式の燃費は?

私の所有しているYZF-R1はいわゆる出目金R1と呼ばれているモデルの逆輸入使用になります、今年の春に増車したばかりでそんなに走行はしていないのですが実際に走っていての実燃費はおおよそ15㎞/ℓ~17㎞/ℓになっています、あまり良いとは言えない数字かもしれませんがVTR1000SP1よりは燃費がいいと思います。

今どきのスーパースポーツの方がハイパワーと省燃費を両立させている事が分かりますね、次は燃費に大事な空燃比のお話をしようかなと思います。

理想的な空燃比と燃費のお話

空気質量を燃料質量で割ったものが空燃比と言われている物ですが空燃比には理論的な理論空燃比という物があり、

ガソリン1gの燃焼に空気14.7gが必要で理論空燃比は14.7であると言われています、ですが実際に走行しているバイクの空燃比はこれよりも空気が少なく燃料が濃い目である事が多いです。

理論空燃比の事はストイキオメトリー(ストイキ)と言い濃い目の状態をリッチ薄めの状態をリーンといいます。

市販車の殆どはリッチ状態で燃料が濃い目である事が多いのですが何故濃い目である事が多いかと言うとバイクの様な高回転、高出力を求められる様なエンジンでは熱負荷の軽減の為に冷却を目的としてリッチ(濃い目)傾向でセッティングされて気化熱によりエンジンの冷却を助けています。

エンジンにとって過剰なリーン状態は即ブローの危険があります濃い目であればカーボンなどは溜まりやすくなる事はあるかもしれませんがエンジンがブローに至る危険は少ないです、なので一般ライダーの燃調のセッティングなどは過剰にリーン方向にセッティングするのは危険だと思われます。

実際の車両の空燃比はアクセル開度やエンジンへの負荷でその都度変化していますがアイドリング時などの低負荷時はガソリン1gに対し空気10g前後とかなりリッチ状態です、低回転状態では上手く燃焼することが出来ないため濃い目のガソリンで爆発を助けている状態です、昔のバイクのキャブレターについているチョークも始動時や低回転時の燃焼を助ける為の燃料を濃くするための装置ですね。

高回転時のパワーバンドではガソリン1gに対し空気13g前後であると言われています、何故かと言われるとこの前後の値が一番パワーのでる空燃比と言われていて出力空燃比と言われていますHRCではガソリン1gに対し空気12.5gが良いと言っているようです。

理論空燃比付近で走れる回転数はおおよそ中回転域でパワーバンドの手前くらいが理論空燃比に近い状態で走れる回転数と言われています、理論空燃比付近での走行がカーボン生成なども少なくエンジン内を綺麗に保つ事の出来る燃焼状態らしいので、私は低回転高ギアなどでカーボンを溜める様な走りをする事は出来るだけ避け、出来るだけ中回転域を使用して走るような走りを心掛けています、なので街乗りでは1速と2速ギアしか使えない様な走りになってしまっているので、もう1~2速高いギアを使用して走ればもう少し燃費が良いかもしれませんね( ;∀;)

では皆さん空燃比を意識した楽しいバイクライフを( ´Д`)ノ~バイバイ

no bike  no life