こんにちはv2riderです。
先日栃木県のツインリンクもてぎへ観戦に行ったMOTOGP日本グランプリで、元WGP250cc世界チャンピオンである原田哲也さんがMOTOeバイクにてツインリンクもてぎのコースをデモランした様子を見る事が出来たのでMotoEマシンはどうだったのか?感想を伝えたいと思います。
MotoEって?
MotoEとは来年(2019年)よりMOTOGPと併催されて開催される電動バイクによるレースカテゴリーでFIM Enel MotoE World Cupと言うレース名でヨーロッパラウンドでの全5戦が予定されています。
MotoEマシンについて
バイクはEnergia Motor Company(エネルジカ、モーター、カンパニー)社製の電動スポーツバイクEnergica Ego Corsa(エネルジカ、エゴ、コルセ)のワンメイクのレースとなり、タイヤはミシュランがサポートを務めます。
MotoEマシンの性能としては最高速度250キロ 0-100の加速が3秒、馬力換算で約140馬力程度で動力性能としては現在のMOTO2クラス程度の性能だとアナウンスされていました。
スペックだけを見ると、なかなかの高性能マシンですがバッテリーの重量があるため車両重量が260キロ程ありレースマシンとしてはかなりの重量のあるモデルとなります。
MotoEマシンの走行を見ての感想
原田哲也さんのデモランで使用した車両はレースモデルでは無く、市販用の車両だったようです。
見た目はスーパースポーツレーサーの見た目そのままですが走行音がとにかく静かです、静かすぎて目の前を走行する時しか音が聞こえません…
走行音もモーターのヒュイーンと言うような静かな走行音で、実際にレースに使用された事を考えるとレース見ている観客としては、いまいち迫力に欠けるマシンだと感じた事が第一印象です。
レースの世界もどんどんエコな世界に変わって行くのかも知れませんが、もしMOTOGPクラスがMotoEに置き換わってしまったら今現在のような人気は無くなってしまうような気がします。
MotoEはMotoEなりにバッテリーのマネジメントテクニックや車両重量が重い為に走行ラインが普通のレースと変わったりしてライダーの技量を競える点は面白いのかも知れませんが、もっと電動バイクレースなりの面白いレギュレーションやルールを考えないと興行としては流行らないような気がします。
今現在のF1の用にハイブリッドマシンにして回生で溜めたエネルギーを使って勝負所でマシンをパワーアップさせる用な仕組みになると面白いと思うのですがバイク用のハイブリッドpu(パワーユニット)の作成は大変だと思うので実現は無さそうな気がしますね(;^_^A
まとめ
MotoEマシンの走行は未来感たっぷりで新時代の到来を感じました、しかしMotoEレースの面白みや迫力をどう演出するのか今後に期待のカテゴリーだと感じました( ´Д`)ノ~バイバイ
no bike no life