こんにちは管理人のv2riderです
皆さんチェーンメンテは自分で行う方も多いと思いますがスプロケットカバーの内側の掃除ってした事ありますか?
掃除したこと無い方は直ぐ掃除した方がいいかもしれません…
今回私がスプロケットカバーの内側を掃除する羽目になった経緯を交え写真付きで掃除の様子をお伝えします
私が兼ねてから欲しかったモリワキのvtr1000sp用バックステップをAmazonにて先日購入しました(たまたまめっちゃ安かったです)
購入したバックステップを意気揚々と取り付けに掛かったのですがノーマルステップ取り外しが済んで、いざこれから取り付けと言う所であまりにもスプロケットカバーの周囲が汚れている事に気が付きました
気が付かないでそのまま取り付けしておけばこんなに大変な思いはしないで済んだかもしれません…
スプロケットは走行に大切な部品です
皆さんにはこのような惨状になる前に掃除して頂きたいと思います
スプロケットカバーを掃除する理由
スプロケットカバー内側を掃除する理由ですが走行時にチェーンルブと砂などが混じった物が少しずつスプロケットカバー内側に堆積していきます
少しであれば走行に影響は無いと思いますが私のように堆積の限度を越えると色々な不具合に繋がる可能性があります
走行時にこの砂とチェーンルブの塊にチェーンが触れるようになると砂によりチェーンが削られてチェーンの寿命に影響が出ると思われます
もちろんそのままチェーンが堆積物を咬み込んでスプロケット間を移動するのでスプロケットの磨耗も進みます
しかもチェーンが堆積物に触れるとチェーンメンテをしても直ぐに汚れをスプロケットカバー内側で拾って来るのでチェーンが綺麗になりません
とにかく限度を越える前に掃除する事が大切です
今まで一度もスプロケットカバー内側を見た事無い方はぜひ一度見て下さい
チェーンメンテを頻繁にやる方ほどルブが飛散してると思いますので悲惨な内側になってる可能性大です
スプロケットカバーの掃除方法
とりあえずスプロケットカバーを外しましょう
バイクによりスプロケットカバーの取り外し方法は様々だと思いますがステップも外した方がスプロケットカバーを外し易いと思います
vtr1000spの場合はクラッチレリーズと一緒にスプロケットカバーが取り付けられていたので8mmのボルトを全て緩めて手前に引き出して、取り外しました
どうですか?
汚すぎですね
少なくとも私が乗って来た3年間は一度も掃除していません
これだけ汚れてしまうと掃除も大変ですし走行性能にも影響が出てきていたのでは無いかと思います
では掃除に取りかかりましょう
取り外したスプロケットカバー内側の堆積物を大まかにウェスを使いながらこそぎ取っていきます
細かい所はマイナスドライバーにウェスを巻いて作業するとやり易いです
あまりにも汚れが固着しているようならパーツクリーナーを吹きかけて汚れをふやかして柔らかくしてからこそぎ取っていきます
ある程度汚れを取ったら今度はブラシを使用してパーツクリーナーを吹きかけてブラシ掛けをします
ブラシ掛けをして全体的に金属の地金が見えるようになったら仕上げにパーツクリーナーを使用して汚れを洗い流します
最後に綺麗なウェスで全体を吹き上げて作業完了です
before
after
どうですか?
多少汚れは残っているかもですが、かなり綺麗になりましたよね?
後は元通り取り付けて作業完了となります
スプロケットカバーの掃除に必要な道具
スプロケットカバーの掃除に必要な物は最低限 ウェス パーツクリーナー ブラシです
ウェスは何でもいいと思いますがスプロケットカバー内側の堆積物は頑固ですのでなるべく大量に用意しておきましょう
パーツクリーナーは砂とチェーンルブの塊である堆積物をブラシで落としやすいようにふやかす為と最後の洗浄に使用します
汚れを柔らかくする為の遅乾性のパーツクリーナーと洗浄用の即乾性のパーツクリーナー二種類があると作業が捗るかと思います
ブラシは使い古した歯ブラシでも十分ですが細かい磨き作業も出来るように小さめのヘッドの物がオススメです
スプロケットカバー掃除まとめ
スプロケットカバー内側に汚れを溜めすぎると走行性能やチェーン、スプロケットの寿命にも影響が出てきてしまいます
走行時の重要パーツであるチェーンとスプロケットの為にもこまめなメンテナンスを心掛けましょう
Let’s スプロケットカバーclean
no bike no life