初心者のバイク整備CBR250R mc41クーラント交換に挑戦

こんにちは管理人のv2riderです

今回、久しぶりにバイク整備に挑戦しました

今日の整備項目はCBR250R mc41のクーラント交換です

私のCBR250Rは個人売買で購入したレースベース車なのですが

ドリームカップなどに出場していた車両のようでクーラントに真水が使用されていました

真水は冷却水の性能としては冷却効果は一級品なのですが冷却水経路が錆びてしまったり

ラジエーター内の真水が凍ってしまうとエンジンが壊れる事もあるようなので今回凍結防止効果のある普通のクーラントへ交換します




クーラント交換の為に用意した物

ヒートブロックプラス

信頼のWAKOS製の高級レーシングクーラント液です

冷却性能も高そう薄めずにそのまま使用出来るので便利だと思い 今回はこのクーラント液を使用しました

ラジエータークリーナー

クーラント液に混ぜてラジエーター内を循環させてラジエーター内部の錆や汚れなどを落とす為のクリーナーです

ラジエータードレンワッシャー

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ラジエータードレンボルト部に使用するワッシャーです

再利用は漏れの原因にもなるのでちゃんと新品を使用するようにしましょう

ちなみにCBR250Rのラジエータードレンワッシャーの純正部品番号は90463ML7000です

オイルジョッキ

ラジエーター内にクーラント液を注ぐ為に使用します

ペットボトルなどでも代用可能です

以上のアイテムを揃えてクーラント交換に挑みました

CBR250Rカウル取り外し

まずはクーラント交換のためにサイドカウルとアンダーカウルの取り外しを行います

CBR250Rのカウル取り外しは今回が初めてだったので少し手間取りました

ボルトを取り外し、サイドカウルを外します サイドカウルに付いている爪を折らないように注意して取り外します

アンダーカウルはボルト四本で固定されていただけだったので簡単に取り外しする事が出来ました

サイドカウルとアンダーカウルを外す事が出来ればいよいよクーラント交換開始です



CBR250Rクーラント交換

CBR250Rのクーラントの排出ですが

この部分のラジエータードレン8mmボルトを緩めます

ラジエータードレンボルトを緩めるとクーラントが出てきますので下にクーラントを受ける為の受け皿を用意しておきましょう

クーラント液は水性生物などにに有害なので絶対に垂れ流しなど無いように気をつけましょう

ラジエーターキャップを緩めると勢いよくクーラント液が排出されます

レースベース車で水が使用されていたので錆まみれの水が排出されてきました…

ある程度排出されたらドレンボルトを締めラジエーター内に水を溜めてラジエータークリーナーを使用します

ワコーズのラジエータークリーナーはクーラント液6L~10Lあたり500ml使用となっています

今回は小排気量のバイクでクーラント液量もそんなに無いと思ったのでとりあえず150mlほど使用してみました

ワコーズのラジエーターフラッシュですが結構綺麗な黄色でエナジードリンク的な色してますね

ラジエータークリーナーを投入し15分~20分程度アイドリングしてラジエーター内のクーラント液を循環させラジエーター内を洗浄して行きます

ラジエーター内の洗浄が完了したらラジエータークリーナーを排出して何度か水道水でラジエーター内部を濯ぎます

 

 

錆びた水が出なくなるまでラジエーター内部の濯ぎが済んだらラジエータードレンボルトに新品のドレンワッシャーを取り付けて規定トルクで締め付けます

トルクレンチの無い場合や締め付けトルクがわからない場合はドレンワッシャーの潰れを感じるまで締め付ければOKです

ドレンボルトの取り付けが済んだら新しいクーラント液を補充します

溢れない程度にラジエーターキャップ取り付け部よりクーラント液を補充しエンジンを掛けたり車体を揺すったりしてラジエーター内のエア抜きをします

ボコボコと空気の出てきた分のクーラント液を継ぎ足して注ぎます

空気が出てこなくなったらラジエーターキャップを取り付けてクーラント交換は完了です

後になってエアが出てくる事もあるので後日クーラント液の量を確認してみて減っているようなら継ぎ足しておきましょう

作業が完了したらクーラント漏れが無いかドレンボルトやラジエーターホースの継ぎ目を確認します

クーラント液の漏れが無ければ作業完了です



クーラント交換作業時の注意点

クーラント交換作業時の注意点ですが 絶対にクーラントが熱い状態でラジエーターキャップを開けないようにしてください

クーラントが熱い状態でラジエーターキャップを開けるとクーラントが爆発的に吹き出て火傷します

クーラント液を絶対に下水などに流さない

クーラント液は水性生物などに毒性が強い液体です 下水などには絶対に流さないで廃油ボックスや廃クーラントを引き取ってくれるガソリンスタンドなどを活用して処理するようにしましょう

クーラント交換まとめ

今回クーラント交換をしたのですが作業自体はとても簡単な整備項目だと思います

ロングライフクーラントだと何年も交換しないで済むのでなかなか交換の機会が無いかもしれませんが最低でも2年サイクルくらいで交換して行けると冷却性能も維持できていいと思います

皆さんも挑戦してみて下さいね

no bike  no life