二度目のユーザー車検に挑戦してきました
一度目のYZF-R1では、ほぼノーマルだったので光軸などの調整で車検取得をする事が出来たのですがvtr1000spの車検に挑戦した今回は予想していない項目で引っかかってしまいました
vtr1000spなど、ある程度年式の古い逆輸入車の場合にユーザー車検は思わぬ落とし穴にハマり込んでしまう可能性があるので今回ユーザー車検で指摘を受けたポイントをご紹介します
同じ項目で再検査になってしまいそうな方の一助になれば幸いです
ライトの常時点灯とは
現在販売されているモデルの全ての車両はライト常時点灯です
ライトにはライトオフスイッチは無くHIビームLOWビーム切り替えスイッチがあるくらいの車両が多いかと思います
しかしライトの常時点灯が法令で定められるよりも以前の車両にはライトのオンオフスイッチがあるのです
↑このように三段階のライトスイッチが取り付けられている車両は要注意です
その法令が改正、有効化されたのが平成10年4月一日です
つまり1998年の四月以降に製造されている車両についてはヘッドライトの常時点灯の義務があり常時点灯していない場合には違反車両と言う事になります
私の所有しているVTR1000SPですが2000年製造の平成12年登録車両です
当然ライトのスイッチは常時点灯方式が採用されているかと思いきや逆輸入車の為に他国向け仕様で製造されていてライトスイッチが国内の常時点灯使用に切り替わっていませんでした
これから自分でユーザー車検に挑戦しようとしている方の中にも同じように逆輸入車でスイッチが国内仕様になっていないバイクの方も居るかと思います
逆輸入車にお乗りのライダーさんはぜひ一度自分のバイクの登録年月とスイッチの仕様を確認して見て下さい
これは私の今回の事例です↓
車検場で光軸検査が終わり合格後にライトをオフにしたのがいけなかったのでしょう
検査員の方に声を掛けられ「平成10年以降の登録車両なのにライトスイッチにオフ機能がある車両は車検合格出来ませんよ」と言われスイッチの交換かスイッチの固定をして再検査を受けて下さいとの事でした
私 スイッチの固定ってガムテープなどではダメでしょうか?
検査員 ダメです…しっかりと固定している事を確認できる固定方法で固定して来てください
私 どうしよう・・・・途方に暮れる…((+_+))
とまあこんな感じで途方に暮れていたのですがとりあえず固定してみようと思い近くのホームセンターへ行きました
ライト常時点灯不可 車検再検査対策
上記のようにライトの常時点灯不可で再検査となってしまった私ですが知恵を絞り対策した所、難なく再検査に合格出来たのでその方法をお伝えします
ライト常時点灯不可の再検査はライトスイッチを常時点灯式と認められるようにして対応します
具体的にはライトスイッチを固定化もしくはライトスイッチの交換をする事で再検査に合格出来ます
今回現場でのやっつけ仕事での対策なのでライトスイッチの交換では無く、ライトスイッチの固定化に挑戦しました
ライトスイッチ固定化に用意した物
運輸支局の近くにあったホームセンターで揃えられる物で対応しました
配線用のコードクリップ
強力両面テープ
用意した物はこの二つです、ホームセンターで購入しても二つ合わせて1000円程で揃える事が出来ました
後は下の画像のように、このコードクリップのプラスチック片をライトスイッチ下部に強力両面テープで貼り付けてライトスイッチを固定化します
検査官の方にスイッチを操作されても外れないように強力両面テープで取り付けましょう
私の場合はこのコードクリップのプラスチック片を貼り付けた事でライトスイッチを固定化した物とみなしてくれて再検査に合格する事が出来ました
もしこの方法でダメだった場合はライトスイッチ下に木ねじを打ち込もうかと考えていたのですが今回、外観を崩さずにライトスイッチ常時点灯固定化する事が出来て満足しています
ライトスイッチもOFF構造が見つからなければスルーされて再検査になることは無いので検査ラインに入る前からライトを消さないってのが一番手っ取り早い対策かもしれません
もしユーザー車検でライト常時点灯固定化で再検査になり困っているライダーが居たら試して見て下さい
no bike no life