タイトル通り今回はVTR1000SPのバッテリー交換の方法を書き記しておきます
あれは去年の12月の寒い日の事でした…
珍しくバイクに乗ろうとバイクを引っ張り出してセルを回した所、キュキュッと言うだけでエンジンが掛かりません…
納車整備時に新品バッテリーに交換した車体を購入したのですが購入後4年くらいは経過しているので、とうとうバッテリーがお亡くなりになった事を瞬間的に察知しました
バッテリー交換自体はもう一台の愛車YZF-R1でもDIYの経験があるので今回も自分でバッテリー交換してみる事にしました
早速バッテリーの注文ですがYZF-R1のように軽くて長寿命なリチウムイオンバッテリーに交換したかったのですが、お財布事情から普通の鉛バッテリーにする事にしました
悩んだバッテリーは一流メーカーYUASAと安さが売りの台湾YUASA、あと一流だけど余り馴染みのないBOSCHの三社で悩みました
値段と品質が丁度真ん中くらいだと思って今回はBOSCHのバイク用バッテリーを購入する事にしました
ちなみにVTR1000SPの標準バッテリーはGSユアサのYTZ14Sです
VTR1000SPバッテリー交換
バッテリー交換は至って簡単です
バッテリーを外して新品バッテリーを取り付けるだけですが取り外し取り付け時にはプラスマイナスの順番があるので間違えないように気を付けて作業して下さい
手順を下記に記しておきます
1シートを取り外す
シートの後ろ側をめくると左右にボルト二本で留めてあるので緩めて斜め上に引き抜くように取り外して下さい
2リアカウルを取り外す(外さなくても交換出来るような気もしますが外した方が整備性が良いと思います)
リアカウルを先に外した方がシートの取り外しは楽かもしれません
リアカウル取り外しの際はリアシートも外さないとカウルが取り外せないと思うのでリアシートも取り外して下さい
3バッテリーカバーに付いているヒューズケースを取り外す
VTR1000SP1のバッテリーはカバーで覆われていますがバッテリーカバーにヒューズケースが取り付けてあるのでそれを取り外します
ヒューズケースの爪の部分をマイナスドライバーなどで押してロックを解除して引き抜きます
4バッテリーカバーを外す
ヒューズケースが外れたらカバーを取り外します、外さなくてもめくるだけでも交換出来るかもしれませんが外した方が作業性が良いと思います
5バッテリーを取り外す
バッテリーを取り外す際は必ずマイナス側から取り外して下さい(マイナス側は黒い配線になっていますプラス側は赤色です)
6新品バッテリーを取り付ける
取り付けは取り外しの逆でプラス側(赤色の配線)から取り付けるように気をつけて下さい
バッテリー側のプラス、マイナスを間違えないようにバッテリーを設置する際には向きを良く確認してから設置するようにしましょう
7バッテリーカバーを取り付ける
元あったようにカバーを取り付けて下さい
8バッテリーカバーにヒューズケースを取り付ける
外してあるヒューズケースを元通り取り付けます、カチっと爪のロックが掛かっている事を確認しましょう
9リアカウルを取り付ける
リアカウルを取り付けます
10シートを取り付ける
シートを取り付けます
大体こんな手順でバッテリー交換を完了しました
交換後は快調そのもの、セル一発でエンジン始動出来ました
今思えばバッテリー上がりの前にはイグニッションon時のヒューエルポンプの音が弱々しかったように思います
お乗りになっているバイクのヒューエルポンプ音が弱々しくなっている方はそろそろバッテリー交換の時期が近いかもしれません
バッテリー交換はバイク整備の中では簡単な整備ですが取り外し取り付け時のプラスマイナスの順番は間違えないように気をつけて作業するようにして下さい
今回使用したBOSCHのバッテリーは1年間もしくは2万キロ保証が付いているので安心して使用出来るバッテリーだと思います
バッテリーのインプレもその内書こうと思っているので参考になれば幸いです
お読み頂きありがとうございました
no bike no life