こんにちはv2riderです。
寒くなってタイヤのグリップや路面温度を気にして走る季節になってきましたね。
皆さんバイクのタイヤの暖めかたって知っていますか?
バイクのタイヤをなぜ暖めなければならないのか?
バイクタイヤの暖めかたはどうしたらいいのか?
この記事ではそんなお悩みを解決するお手伝いが出来ればいいなと思います。
バイクのタイヤはなぜ暖めるの?
結論から言いますとタイヤが暖まってこそ初めてバイクとしての運動性能を発揮出来るようになるからです。
ハイグリップタイヤはもちろんの事、温度依存性の少ないと言われるツーリングタイヤであっても、多かれ少なかれタイヤを暖めてこそ安心して走れる走行環境が整うのです。
バイクに乗られる方は走りだす前に暖気運転をしてエンジンやギアなど各部を暖めてから走りだす方も多いと思います、タイヤも一緒でタイヤにも暖気運転が必要なのです。
特に峠を攻めたりサーキットでスポーツライディングをしようとした場合、タイヤの温度を気にするだけで大きく安全性が違って来ると思います、寒い時期は特に、タイヤを暖めてこそ、やっとスポーツするバイクとして完成するくらいの心構えで走り始めましょう。
では次の項目はタイヤの安全な暖めかたについてです。
バイクタイヤの安全な暖め方
タイヤの暖めかたを考えた場合、よくイメージされるのが左右に車体を寝かせてスラロームさせタイヤを暖めるようなイメージをする方もいるかと思いますが、これは危険な方法で、この方法ではすぐに転倒してしまいます。
タイヤは寝かせる前に暖める!!これが安全なタイヤの暖めかたの基本です まずは車体を寝かせる前に直線を利用してタイヤを暖めましょう、キーポイントはタイヤの「たわみ」です、タイヤをたわませタイヤを変形させてタイヤを暖めるのです。
リアタイヤであれば直線でアクセルをしっかりと開けて駆動力をタイヤに掛けてあげる事でタイヤ内部のケースがたわみと復元を繰り返す事で段々とタイヤが発熱してグリップが発揮できるようになってきます
フロントタイヤの場合、駆動力が掛からないので逆にブレーキを使用してタイヤを押しつぶしてタイヤを変形させ、たわみと復元を繰り返させます、こうする事でタイヤの発熱を促すことが出来ます
タイヤを暖める際のイメージとしてはアクセル(加速)とブレーキ(減速)を利用してタイヤを揉むようなイメージですね。
タイヤを暖める際の注意点としては徐々にタイヤを暖めると言うこと、フロントタイヤを早く暖めたいからと言って、走り始めのグリップ力が無い時点から急ブレーキのようなブレーキ操作をするとタイヤのグリップ不足でスリップダウン転倒になりかねません、走り始めこそ細心の注意を払い徐々に熱を入れるよう心掛けてタイヤを暖めましょう。
タイヤが暖まりだすと、始めはタイヤセンター部分で発生していた熱が段々とタイヤサイドの方へ移動して行きます、タイヤサイドの方まで熱が移動してタイヤサイドが暖まってグリップ力が出てきてから、やっとバイクを寝かせて走る準備が整ったと言う事になります。
特にハイグリップタイヤなどは冬場は走り始めの走行に気を付けて直線道路を利用してしっかりとタイヤを暖めましょう、冷えたハイグリップタイヤはプラスチックみたいなもんで本当にグリップしませんから注意してくださいね。
まとめ
バイクはタイヤが暖まってこそ本来の楽しさやバイクの性能が味わえる乗り物です、エンジンやギアだけではなくタイヤもしっかりと暖めることを意識して走り始めましょう。
安全なタイヤの暖め方は直線を利用してアクセル(加速)とブレーキ(減速)を使用してタイヤをたわませてバイクを寝かせずタイヤを暖めるよう心掛けましょう。
タイヤと車体が暖まればあとは思う存分走るだけ、無理せず自分の技量の範囲で峠やスポーツ走行を思いっ気り楽しみましょう( ´Д`)ノ~バイバイ
no bike no life