それにしても今年は暑くなるのが早すぎですね
暑くなると心配になるのがバイクの水温ですよね
しっかりと冷却出来ていればいいのですがオーバーヒートなどを起こすとエンジンへのダメージも心配になります
先日vtr1000spのクーラントを交換しましたロングライフクーラントと呼ばれる長寿命のクーラントが一般的ですがいつまでも無交換と言う訳には行きません
今回WAKO’Sから販売されている高性能クーラント ヒートブロックプラスを試してみた所、好感触だったのでインプレをしながら、ご紹介出来たらと思います
WAKO’Sとは
WAKO’S(ワコーズ)は株式会社和光ケミカルの商品ブランド名です
創業は1972年で神奈川県小田原市に本社を構える総合ケミカル販売企業です
エンジンオイルからチェーンルブまでメンテナンスに使用する油脂類の信頼性の高さや燃料添加剤のフューエルワンなどが有名な企業です
2輪から4輪まで幅広く愛好者が多く、製品品質の高さに定評のある総合ケミカルブランドがWAKO’Sです
ヒートブロックプラス使用してみた感想
ヒートブロックプラスは高性能エンジン向けのクーラント液です
クーラント液の役割は主に二種類、冷却経路の防錆と冬季の凍結防止です
そもそも冷却性能だけを求めるのであれば真水が一番冷却性能が高いです
しかしそのまま水を使用すると冷却経路が錆びます
錆が発生すると冷却性能のダウンやウォーターポンプの故障を招くので公道走行のバイクには防錆、凍結防止効果のあるクーラント液を使用するのが一般的です
防錆、凍結防止効果を持ったクーラントの中でもチューニングエンジン向けとして販売されている高性能クーラントがヒートブロックプラスです
実際30度を超える外気温の中、走行してみたのですが水温の上昇具合は一般的なクーラント液と対してそこまで変わりは無い印象ですが走り始めてラジエーターに走行風が当たり出した際の冷え方に違いを感じました
水温が下がって行くスピードが今まで入れていたクーラントよりも若干早い?印象です
外気温の高い夏場などはあっという間に水温が上がって行ってしまうケースが多かったのですがヒートブロックプラスを使用してからは上がりきる手前の水温で安定して走行出来ているように思います
プラシーボ効果かもしれませんがやはり高性能クーラントと言われるクーラントにはそれなりの性能があるのでは?と感じています
ヒートブロックプラスは希釈する事無くそのまま原液で使用出来るので希釈の手間も無く使える点もいいですね
サーキット走行で使用する場合にはクーラント液に使用されている凍結防止材がスリップの原因になるのでヒートブロックプラスなどのクーラント液は使用出来ません
しかしサーキット走行用のヒートブロックも販売されています
商品名はヒートブロックです
凍結防止材が入っていませんが防錆効果はあるのでサーキット走行をされる方で冷却経路の錆が心配なライダーさんにはヒートブロックがオススメです
ヒートブロックプラスまとめ
信頼のWAKOSが製造する高性能クーラント液がヒートブロックシリーズです
サーキット走行をなされる方は通常のヒートブロック
公道走行で冬季の凍結防止効果の欲しい方はヒートブロックプラス
二種類のヒートブロックを使い分けて高性能クーラントの性能を体感しましょう
エンジンをしっかりと冷却する事で、夏場でも安心して走行する事が出来ます
本格的な夏が訪れる前に劣化したクーラント液を使用されている方はこの機会に高性能クーラント液ヒートブロックプラスに交換する事をオススメします
no bike no life